塩酸塩とは?
塩酸塩というのは、炭素を含むアルカリ性の成分(有機塩基)と塩酸とがくっついた化合物のことをいいます。
天然の炭素化合物(有機物)というのは、そのままでは水に溶けないので、体に吸収されにくいものです。
なので、サプリメントでは水に溶ける形に加工することが多いのですが、その1つの形が塩酸塩ということになります。
塩酸の前後について
通常、「塩酸」というのは、有機塩基の前に付けて呼びます。例えば、塩酸グルコサミンといったようにです。
一方、「塩酸」を有機塩基の後に付けて呼ぶこともあります。例えば、グルコサミン塩酸塩といったようにです。
しかしながら、呼び方は違うものの、どちらも同じ成分を指していることには変わりありません。
ちなみに、海外のサプリメントでは、この塩基塩を「HCL」と略して書いてあることも多いです。 |