グリチルリチンというのは、漢方薬の処方に広く用いられている薬草であるマメ科植物の甘草（かんぞう）の根茎部分に多い成分（トリテルペン配糖体）のことです。

このグリチルリチンは、抗炎症作用を持つことから、医薬品や化粧品に利用されています。

また、根の抽出物は、砂糖の150倍という強い甘みを有することから、甘味料として醤油や味噌などの食品のほか、たばこなどにも広く利用されています。

グリチルリチンは、肝機能改善や抗アレルギーなどの処方薬に用いられており、のみ薬の場合は、1日量に200�r前後配合されています。

クルクミンというのは、秋ウコンに多く含まれる黄色色素で、秋ウコンから作られる香辛料ターメリックの主色素成分です。

このクルクミンは、抗酸化作用や抗炎症作用が知られており、肝機能の強化や抗菌、コレステロール低減などの健康効果の研究が進められています。

グルコサミンというのは、糖とアミノ酸が結び付いたアミノ糖と呼ばれる物質の1つです。

このグルコサミンは、細胞や組織を結合する役割を担っており、軟骨や腱などに広く存在しています。

グルコサミンのサプリメントは、カニやエビの甲羅から取り出したキチン質が材料になっています。

また、変形性関節症によるひざの痛みに効果があり、1日に1000〜2000�rのむとよいといわれています。

□花粉