グルコサミン食品というのは、(財)日本健康・栄養食品協会（JHNFA）が安全性などの規格基準を設けている健康補助食品の1つです。

具体的には、食用に供すべく甲殻類の十脚目や口脚目の殻を原料として、希水酸化ナトリウム水溶液によって脱たんぱく、および希塩酸溶液によって脱カルシウムして得られるキチン※をさらに濃塩酸水溶液によって加水分解し、単離、精製して得られたグルコサミンを含有する食品のことをいいます。

※Ｎ-アセチルグルコサミンのβ-1,4結合ポリマー

クロレラというのは、代表的な健康食品の1つですが、葉緑素（クロロフィル）が豊富な藻のことです。このクロレラには、たんぱく質のほか、ビタミンやミネラルが幅広く含まれています。

グルコデザインというのは、厚生労働大臣が食品の保健機能表示を許可するトクホ（特定保健用食品）の商品名で、具体的には、日清ファルマが商品化している粉末状スープのことです。

グルコデザインの摂取目安量は、食事とともに1袋（5.5ｇ）です。なお、グルコデザインは、次のような内容の表示許可を取得しています。

⇒　「小麦アルブミン（小麦たんぱく質）を含み、糖質（でんぷん）の消化吸収をおだやかにするので、血糖値が気になり始めた方の食生活の改善に役立つ」

グルタミン酸というのは、体内で合成できる非必須アミノ酸で、体内でグルコースに変わります。また、脳内で生じたアンモニアの解毒に必要で、アンモニアと結合してグルタミン酸になります。

なお、リラックス効果のあるγアミノ酸（ギャバ、ＧＡＢＡ）の原料になります。

ちなみに、グルタミン酸のナトリウム塩は、うま味調味料として世界中で大量に利用されています。

□カモミール