レチノイン酸とはどのようなものですか?
レチノイン酸というのは、「トレチノイン」ともいう、ビタミンAの誘導体のことです。体内に取り込まれたビタミンAは、代謝されて生理活性が高いレチノイン酸に変わります。
レチノイン酸の効用は?
レチノイン酸は、皮膚に塗ると新陳代謝が高まり、シワやシミを改善する作用があることがわかり、米国では配合クリームがシミやシワ治療用の医薬品として用いられています。
なお、日本ではレチノイン酸の化粧品への配合が認められておらず、代わりにレチノールを配合した化粧品が使用されています。
ロスマリン酸とは?
ロスマリン酸というのは、植物のポリフェノール成分の1つであるフラボノイドに属する物質で、「ロズマリン酸」ともいいます。
このロスマリン酸は、シソやローズマリーなどのシソ科植物などに多く、抗酸化力が強いです。
ロスマリン酸の効用は?
ロスマリン酸を含むシソ科抽出物は、アレルギーを抑制する作用を持ち、花粉症を抑制する効果がヒトで確認されています。
また、抗酸化パワーで肌を保護する作用もあり、化粧品にも配合されています。 |