テアニンの肥満に対する効果について
女性の肥満者32を対象にして、代替食による食事療法におけるテアニンの効果を検証した研究によりますと、テアニンを併用した群のほうが、併用しなかった群よりも効果があるとされています。
テアニンの抗ガン剤作用増強効果について
テアニンは、ある種の抗ガン剤の働きを増強することも示されています。具体的には、肝臓ガンの実験モデルであるラットや、卵巣肉腫細胞を移植されたマウスにおけるデータがあります。
なお、緑茶の抗ガン作用としては、カテキンの働きがよく知られていますが、テアニン自体には抗ガン作用はありません。
ちなみに、テアニンの抗ガン剤作用増強効果については、基礎研究によってメカニズムが明らかにされつつあります。 |